10月のテーマ  鍼治療は本当に安全か?
 この問題も、アンケートなどで調べると、鍼治療を受けたいけれど受けられない理由の中で多いものです。鍼治療によるエイズや肝炎の感染、気胸などの医療事故、副作用などについて心配されている方もおられるようです。
 まず、感染症の問題ですが、東洋医学研究所®グループでは黒野保三先生の指導のもと、すべての治療院でステンレス製のディスポーザブル鍼
(使い捨て鍼)を使用しています。使用した鍼はすぐに専用の鍼捨てに捨ててしまいますので、誤って他の人に使用するようなことはありません。また、手洗い・手の消毒・消毒用綿花による鍼治療前後の殺菌など徹底した衛生管理をしております。さらに当治療院では紙製のマクラカバー・ベットシーツを使用し、患者さんひとりひとりで交換しています。したがって、感染症の心配はありません。
 次に、気胸などの医療事故の問題ですが、このような事故はかなり鍼を深く刺さないと起こりません。東洋医学研究所®グループの治療方法は鍼を深さ5〜7mmほど刺すだけですので、このような事故は起こりえないといってもいいと思います。現実に、長い歴史の中で現在まで一度も起こっていません。
 最後に副作用の問題ですが、これがないのが鍼治療の最も強みであるといってといってよいと思います。もちろん、治療するがわの医学的な知識・鍼の技術などは必要ですが、それらの努力をしている先生であれば、これほど安心して受けられる治療法はないと考えます。
 是非、鍼治療という効果的な治療法を安心して受けに来て下さい。 

 
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